日蓮の予言②

 蒙古襲来を言い当てた警世の予言者日蓮。  鎌倉仏教の教祖のなかで、その過激極まりない言動により、数々の法難を被るなど、最もダイナミックな生涯を送ったのが「法華経の行者」日蓮である。 日蓮は警世の予言者として自覚していた。 代表の一つに「立正安国論」は日蓮が39歳の文応元年(1260)鎌倉幕府の前執権、北条時頼に建白(けんぱく)した勘文(かんぶん)であるが、その中で述べた外国からの日本への…

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