観弥勒下生経の予言③

・弥勒仏が降臨する理想の国は、釈迦の教えを守ってきた人間のたゆまぬ努力により確実に実現するが、それまでに多事多難な時代があることを告げているのである。 ここにある状況が現代を指すと考えても不思議はない。 「相手の肉を食い、血を飲む」これは、飢えた人間から食べ物を奪い、その生命も自分の利益に利用する態度をいい、続く釈迦の救いは傷ついた人々の慈悲の象徴であろう。 自分は、飢えた人間から食糧を奪…

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