曹洞宗(そうとうしゅう)

曹洞宗 即身是物(そくしんぜぶつ) ひたすら坐禅に生き、自分のなかの仏性を見いだし、その姿こそが仏であると信じること。そして坐禅行のほかに実践の路として 懺悔滅罪(ざんげめつざい)懺悔の功徳によって一切の罪を消滅させること 受戒入位(じゅかいにゅうい)仏の掟に従い、それを受け守り仏をとして目覚めさせてもらうこと 発願利生(ほつがんりしょう)苦悩の世界の人々の救いに身を捧げると誓って…

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日蓮宗(にちれんしゅう)

日蓮宗 日蓮は末法の世には「法華経」のみが広がるべきとしました。そのため「法華経」を内包する「南無妙法蓮華経」の御題目を唱えれば、仏と心が繋がり、この身が仏になると説きました。 そして救われるのは浄土教がいうように来世ではなく、現世でなければならない。また救われるのは個人ばかりではなく社会や国家も救済されなければならないとしました。 本 尊 「南無妙法蓮華経」の七文字 七文字の周り…

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浄土真宗(じょうどしんしゅう)

浄土真宗 親鸞は「絶対他力の教え」を説きました。私達は、あらゆる自己のはからい「自力」を捨て、阿弥陀の本願力を信じることによってのみ救われる。すなわち浄土への往生と往生して仏となったのち衆生を救うため再びこの世に戻るとしました。 本 尊 阿弥陀如来の仏像や絵像(大谷は絵像の掛け軸「南無阿弥陀仏」の名号など) 経 典 「仏説無量寿経」(大無量寿経または大経ともいわれる) 「仏説阿…

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