日本各地の精霊信仰と祟り

全国各地にみられる信仰や祭り・伝承・妖怪伝説は民俗学として学ばれています。 それらの多くは、原始的な宗教と深いかかわりを持っています。 特定の山林や田畑・神社等では、鬼・天狗・道祖神など数多くの伝承が存在しているのです。 精霊信仰 信仰を得て神木や霊木となった樹木が全国でよく見られます。 かつて巨木は天地を結ぶ役割を持ち、巨木をつたい降りて神が降臨するとされていました。…

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霊の研究者

欧米では比較的早い時期から霊魂の出現に関する事例を集め研究が行われていました。 人間は長い歴史のなかで、死者の霊魂と生きている霊魂を区別してきました。 死者の霊魂を死霊として恐れ、生者の霊魂を区別してきたのです。 しかし、二つを区別のないものとした研究もあります。 英国の心理学研究会が17000人を対象にアンケート調査をしました。 ・353人が生存者の霊を目撃 ・…

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愛する夫を探し海を渡る生霊

自分の妻が霊となって現れたケースです。 ずいぶんと古い話ですので、当時の状況がどれほど正確で信頼できるものだったのか? と言われると疑問は残りますが、 京都大学のカール・ベッカー教授により、生霊の事例として掲げられています。 ウィルモットという男性は、リメリック号という客船で旅の最中でした。 イギリスのリバプールからニューヨークに向かう船です。 ニューヨーク近郊では彼…

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