阿弥陀経(極楽浄土)

阿弥陀経では西方に十万億ある仏の国土を過ぎたところ そこに極楽と言う名の世界があると言われています。 その世界は限りない命と光の体現者である阿弥陀仏と呼ばれる仏が住んでいます。 今、現在もなお教えを説いている最中です。 その世界に住む生ける者たちは、 身の苦しみ・心の苦しみもありません。 そこには幸せをもたらすものばかりがあります。 国土には、 ・七重の石垣 ・七重の鈴…

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此岸・度・彼岸

波羅蜜(はらみつ) ・完全、最高であることを意味する。 ・仏教における各修行で完遂・獲得・達成されるべきものをしめす ・到彼岸(とうひがん)、度(ど)等とも訳す ・此岸(迷い)から彼岸(覚り)に到る行をいう 此岸(しがん) ・私達が住む凡夫の世界 ・涅槃の境界である彼岸に相対する場所をしめす言葉 ・煩悩の中に横たわる川(三途の川)を境界とした場合  涅槃の世界が彼岸…

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十界

十界は人間の心の全ての境地を十類に分類したもので、 ※六道に声聞・縁覚・菩薩・仏界の四を付加したものです。 十界論・十方界あるいは十法界ともいわれます。 ※六道 地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界・人界・天界 以前に書いた六道・三界(欲界・色界・無色界)は、 死後に輪廻転生する場所として書いてきました。 しかし、宗派によって六道の意味が違ってきます。 以前に説明した六道…

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